ADHDうっかりママのポンコツ平常運転。

ADHD不注意型 うっかりママblackyの日常について

ADHDの私とうつ病夫が車中泊にチャレンジ。もし家族、恋人がうつだったら08

f:id:blacky96star:20180305145923j:plain

どーもうっかりママのblackyです

数年前、夫はうつ病で休職しました。今後の生活に少し不安はあるけれど、車を購入することにしました。

www.adhdmama.net

 

これまでの話はコチラにまとめてます↓ 

 

今回は、休職直後、新車が納車された頃の話。

 

 

休職直後の様子

休職直後の夫は寝室で寝ていることが多く、時々起きて食べるか通院するぐらいで、一日の多くを寝て過ごしているようでした。

胃腸が絶不調で夫は寝てばかりいたので、休職直後の数週間は、私が仕事、家事、育児をこなしていた気がします。

夫は、休職前、料理以外の家事を積極的にやってくれていました。私が苦手な家事を夫が担当してくれていたので、夫婦共働きができました。

休職直後の夫は「俺なんて…もう死にたい。生きる価値ない。」と呟くし、とにかく夫を休ませなければと私は必死でした。

でもね、私はうつ病の夫に

 

なんて声をかけていいのか

何をしてあげればいいのか

わからなかったんです。

 

私は何をすべきなの?

休職する前から夫には「俺の気持ちをわかってない」「全然だめ」とよく怒鳴られていました。けれど、夫の心境も、そうなったきっかけ、生い立ちもなんとなく知ってはいます。それでもわかっていないと言われてしまうんですね。私としては理解しているつもりなので、腑に落ちないし、努力していることさえ夫に伝わっていないのは悔しかったです。

 

ADHDは空気を読めないと思われがちですが、空気を読めていることもあります。けれど、空気が読めても適切な行動がとれないことがあります。 

不注意や衝動によって失敗をすると、自分は失敗したいわけで失敗したのではないけれど、相手には故意にしているとしか思えないこともあります(だって、同じ失敗を繰り返しますからね)。

うつ病になるまで我慢し続け、色んなことに不信感をもっていた夫の目には、私が悪意をもってそうしたように見えたんだろうと思います。今振り返ればそうわかりますが、当時は私は何をしていいのか本当にわかりませんでした。

 

とにかく動き回りました

何をしていいかわからなかった私は、家事、炊事、育児を頑張ろうと思いました。休職前は夫がしてくれていた洗濯もお風呂掃除も私が担い、料理をして、子供の相手をしました。

それから時間があると片付けをしました。食器、衣類を整理しました。不用品を売りに行くこともありました。

土日は息子を連れて出掛けるようにしました。夫が日中寝ていたいときに、息子が騒がしくしたら嫌だろうと思ったからです。私ひとりで息子を連れて歩くのはなかなか大変でしたね。お漏らししたり、急に寝てしまったり。夫がいてくれたら楽なんだけどなぁと思うことも多かったです。

 

動き回っていたのは、夫に対し私が何をしていいかわからなかったからです。

でもね、うっかりポンコツblackyには全てをこなすには無理なんですよね。そのうちバテます、飽きます。

 

夫が家事をするようになる

夫は薬を飲み胃腸の症状が少しだけ良くなってきて、洗濯物・掃除をまたやってくれるようになりました。仕事から帰宅すると洗濯物が済んでいて掃除も終わっていることが増えました。

すると、『夫が家にいると家事をしてくれるから、私は助かっている』ことに気がつき、夫が休職しても私は生活に困ってないのでは?と思いました。それも夫が話していたように、休職してもお金は問題はありませんでした。

『私は大丈夫だ』と感じることが増え、うつ病の夫に頼ってもいいのかもしれないと思うようになりました。

 

車中泊をしよう

あるとき、息子を夫に任せ、ひとりで近所までラーメンを食べに行きました。留守番を引き受けてくれた夫に「帰りに何か買っていこうか?」と尋ねると、雑誌を買ってきてほしいと頼まれました。頼まれた雑誌は店頭になかったのですが、代わりにドライブマップを買いました。夫は、ドライブマップを見ているうちに「遠くまで車で行きたい。車中泊をしたい。」と言いました。

 

そして、新車が納車されました。夫が話していたように、収納もバッチリあり、ドライブによさそうです。夫が嬉しそうでした。

夫の体調も少し良くなっているので、車中泊をすることにしました。私と夫は車中泊のために必要なものを調べ始めました。車中泊には、

  • 窓ガラスに貼る遮光シート
  • マットレス
  • シュラフ

以上が最低限ほしいものだとわかりました。

遮光のシートは市販品だと車1台分セットで数万円と高価でした。

ネットで検索したら自作している人もいました。お風呂の保温シート(銀色)を車の窓ガラスの形に合わせて切り抜くそうです。早速、夫はホームセンターで保温シートを購入してきました。

夫はそんなに器用ではなく細かい作業はあまりやりたがらない人なのに、このときは積極的に作業していました。失敗しながらも楽しそうでした。

初めての車中泊には、自作した遮光シートと、シングル布団と毛布を持っていくことにしました。

私が仕事から帰った金曜の夜に出発。何度か利用したことのある大きなサービスエリアに駐車して寝ることにしました。自作した遮光シートを窓ガラスに貼り、車の座席を倒しできるだけ平らにして布団をしきました。シングル一枚ぐらいのところに大人2人と幼児1人が寝るので当然狭いです。

息子は「くるまでねんねするの?!」と大はしゃぎ。親子3人くっついて寝て、とても窮屈なのに楽しかったです。

朝になりました。遮光シートを外し座席を戻して、サービスエリアから出発しました。あまり寝られなかったけれど、車中泊ができたこと自体が嬉しかったです。

途中、有料道路の料金所で「道の駅スタンプラリー」の応募用紙を渡されました。

いつもなら応募用紙なんて即捨てるのに、私と夫にはそれが楽しそうに思えました。ドライブで、特にどこに寄るかもあまり決めていなかったので、道の駅めぐりをすることにしました。

行き当たりばったりなドライブは案外楽しかったです。もちろん思っていたよりショボいと感じる場所もありましたが、どんな場所でも息子がリアクションしてくれて、その表情を見るだけでも充分楽しかったです。

ドライブが終わり帰ると、夫は「こういうの楽しい。また行きたい。」と言いました。スタンプラリーの用紙を見ると、 応募するにはスタンプがまだ足りませんでした。

夫はまた車中泊をすることを計画し、即ネット通販でシュラフとキャンプ用のマットを購入しました。初めての車中泊から数週間後にはまた車中泊をしました。

二回目の車中泊旅では、道の駅をめぐるという目的がありました。道の駅は夕方に閉まってしまうので、できるだけ効率よく回るにはどうするかを夫と作戦会議しました。

観光名所を回ることが目的ではないけれど、たまたま綺麗な景色や美味しい食事に出会えるとすごい嬉しかったです。旅先で缶詰を探すのもそのときから始めました。

車中泊にハマり、そのときは約3か月で5回ぐらい車中泊をしました。スタンプラリーは応募したけれど、当選しませんでした。でも当選が目的ではありません。結果を出さなくていい。ただ遊ぶ、ただ楽しめればいいと思っていました。

 

 疲れがとれない夫

車中泊はとても楽しいのですが、夫がすべて運転するので疲労もたまります。週末に車中泊をしたら、夫には一、二週間は休養が必要でした。寝ても寝ても夫の疲れはとれないようでした。今度、夫のうつ病の治療について書きます。